あげお能・狂言鑑賞会「能に観る源氏物語」

シテ方観世流(かんぜりゅう)の梅若泰志さん(キラリ☆あげおＰＲ大使)による能『源氏供養』、
和泉流狂言方の奥津健太郎さんによる狂言『伯母ヶ酒』。
今年のあげお能・狂言鑑賞会は、「源氏物語」がテーマです。

『源氏供養　舞入』
物語は虚構で仏法に背くとされた「源氏物語」。
死後もなお成仏できずにいた紫式部は、ついに供養を受け、
後の世の救済を祈り舞を舞う。
そもそも「源氏物語」は、夢のように儚い現実を描いたものであった…。
源氏物語の巻の名を織り込んだ謡も見どころ。

狂言『伯母ヶ酒』
酒好きの甥が、鬼に化けて伯母の営む酒屋の酒をせしめるが、
しだいに酔いが回って…。能ではありえない面の扱いも見どころ。